プロローグ
プロローグ1
いまは、こんな空間に暮らしている私ですが、
元は散らかし名人でした(笑)
子供の頃から片付けが苦手。
母親からいつも叱られて、
「お部屋キレイにしなさい!」な~んてね。
キビシイ母でしたが、実は、
その母も片付けや掃除が大の苦手だったのです。
(子供の頃はわかりませんでしたが)
今となってみれば、
母親が片付けや掃除の方法を知らないので、
私もただ叱られるだけで、
自分の部屋をどう片付けていいか分らなかったのです。
それでも、一人暮らしを始め、
社会人となり、結婚して子供が生まれ、
家庭の主婦となってみれば、
掃除や片づけと向き合わないわけにはいきません。
幸か不幸か、
夫は家事育児、全く手伝わない人でした。
家のインテリア、家具選びとその配置、
日々のお掃除、お片づけ・・・
日々のお料理もそうでしたが、
自分で工夫するしか無く、
いろいろな本を読むようになりました。
でもいつの頃から、
モノを捨て、スッキリ暮らしたいと思うようになったのでしょう。
今思い出してみると、それは、1冊の雑誌からでした。
その頃の私は、バリバリ子育て中。
子育て中はモノが多く、あれやこれやと忙しく、
お家は片付かなくて当たり前。
そんな風に諦めていた私の前に、
「MINE」という雑誌の「お片づけ特集」が。
2歳位の子供がいる主婦の、
整然としたお家の中を見てビックリ!!
この人は一体・・と思ったのでした。
だからといって、急にお掃除好きにはなりません。
そう、その頃はモノが多過ぎて、
家の中は片付けや掃除に不向きな空間だったのです。
今思えば・・・
10年以上前の子育て真っ最中の自分に、
言ってあげたい。
あのね、掃除やお片づけがうまくいかないのは、
アナタ(私)が悪いからじゃないんだよ。
ただ、要らないモノが多過ぎるだけなんだよ。
と。
「あ~、こんなに散らかしちゃって、ダメな私(T_T)」
と、
途方に暮れながら自己嫌悪に落ちいっていた私に言ってあげたい。
そう、まずは捨てること、それが始まりだと、
気づくまでにはまだまだ時間がかかったのでした。
【続く】